私がシングルマザーということもあり、離婚に関して相談をされる時があります。
子どもがいて離婚しようか考えている、と話しを聞くと、勿論最後は自分で決断することですが、
心の中でなんとか離婚は避けれる方法はないのかと、掛ける言葉を選んでしまいます。
離婚の相談を受けた時、後押しもしてはいけないし、もう少し頑張れとも言えませんが、とにかく話を聞き寄り添いたいと思っています。
私が離婚の相談を誰かにしたとき、欲しい言葉は、「離婚したら？」という後押しの言葉だったと思います。今こんなにつらいのに、もう少し頑張れなんて言われたら、私のことを何もわかってくれていない！とすら感じました。
離婚を安易に止めることもよくないとわかっています。
ですが、離婚を勧められないのは、それだけ大変なことが待っているからです。
今はとても平和に生活が出来ていますが、離婚までにかかるエネルギー、離婚後の生活立て直しは、想像以上です。私は、割とメンタルは強いと思っていますが、それでも、自分を保とうと、必死でした。
これを、大切な人たちに勧めることはできないです。
離婚すれば幸せになれるわけではないです。
私は離婚前に、離婚することのメリット・デメリットを何度も考えました。
でも最後に、離婚をすることを決断できたのは覚悟だったと思います。
離婚しなくても地獄、離婚しても地獄だなと思いました。
結婚生活を続けていたら、精神的な苦痛の日々が続き、離婚したら経済的に苦労することになる。
それだったら、離婚して地獄の方が、まだ先が見えると思いました。
私次第で、どうにかなれるし、絶対どうにかする、と思いました。
その覚悟が一番大切でした。
覚悟があれば、母は本当に強いです。
自分でも驚くくらい、落ち込む暇はなく、前に進みました。
覚悟があれば、必ず再生できます。
離婚の決断をした人には、伝えたいです。
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