離婚を考え始めた頃、一番怖かったのは「離婚」そのものではありませんでした。
「この先、本当に生活していけるのだろうか。」
それが分からなかったことです。
毎月いくら必要なのか。
引っ越しにはどれくらいお金がかかるのか。
子どもを育てながら暮らしていけるのか。
分からないことばかりで、不安だけが大きくなっていました。
そんな時、私は一つずつ必要なお金を書き出してみることにしました。
すると、漠然としていた不安が少しずつ「準備できること」へと変わっていったのです。
この記事では、私自身の経験をもとに、離婚前に知っておいてよかったお金のことをまとめました。
すべての人に当てはまるわけではありませんが、これから離婚を考えている方が、安心して次の一歩を考えるきっかけになれば嬉しいです。
別居準備費(引っ越し代、新居にかかる家具家電等費用)
離婚を考え始めた頃、私は「家を出るにはどれくらいお金が必要なんだろう」と考えたこともありませんでした。
気持ちばかりが先に進み、お金のことは後回しになっていたのです。
でも実際には、新しい生活を始めるには思っていた以上にまとまったお金が必要でした。
実家へ戻る場合は、引っ越し代だけで済むこともあります。
一方で新居を借りる場合は、
・敷金
・礼金
・仲介手数料
・家具家電
などが必要になり、50万円程度かかるケースもあります。
事前に知っておくだけでも、「いつ離婚するか」ではなく、「どう準備するか」を考えられるようになります。
別居生活費(家賃、食費、子どもにかかる生活費)
離婚後の生活を考えたとき、一番不安だったのは毎月のお金でした。
「本当に生活していけるのかな。」
そんな不安を抱えながら、何度も家計を計算したことを覚えています。
地域によって差はありますが、生活費は月15〜20万円程度を目安に考えておくと安心です。
また、もしものことを考えると、生活費6か月分ほどの貯蓄があると気持ちにも余裕ができます。
私は「何となく不安」と思っていた頃よりも、数字を書き出してからの方が冷静に考えられるようになりました。
弁護士費用
私は、「弁護士さんにお願いするなんて大げさかな」と迷っていました。
費用も決して安くありません。
だからこそ、本当に依頼するべきなのか何度も悩みました。
円満に話し合いで離婚できれば、特別な手続き費用はほとんどかかりません。
一方で、弁護士さんに依頼する場合は40万〜100万円程度が目安と言われています。
私の場合も、弁護士費用は決して安くはありませんでした。
それでも、一人で相手と話し合い続ける精神的な負担を考えると、「お願いしてよかった」と思っています。
もちろん、弁護士さんを入れれば必ずいいというわけではありません。
話し合いで解決できるなら、それが一番です。
ただ、「一人では難しい」と感じたら、専門家に相談するという選択肢があることを知っておくだけでも安心につながります。
また、公正証書を作成する場合は別途費用がかかります。
自治体によっては助成制度があることもあるので、一度確認してみることをおすすめします。
養育費の目安
子どもがいる場合、離婚を考え始めると養育費のことが気になりました。
「いくらくらいなんだろう。」
「ちゃんと支払ってもらえるのかな。」
金額だけでなく、この先も継続して支払われるのかという不安もありました。
養育費とは、子どもの生活や成長のために必要なお金です。
離婚する前に、
・毎月いくら支払うのか
・いつまで支払うのか
この2つは、お互いが納得できる形で決めておくことをおすすめします。
あとで話し合おうと思っていると、トラブルにつながることもあります。
額の目安としては、裁判所が公表している「養育費算定表」があります。
まずは一度見て、おおよその相場を知っておくと安心です。
離婚後にかかる生活費の見積もり
私が一番やってよかったと思うのは、離婚後の生活を紙に書き出してみたことです。
頭の中だけで考えていると、不安はどんどん大きくなってしまいます。
でも、収入と支出を書き出してみると、「思っていたより大丈夫かもしれない」「ここは見直せそう」と、少しずつ現実的に考えられるようになりました。
子どもがいる場合は、離婚後の生活を一度シミュレーションしてみることをおすすめします。
「毎月いくら入って、いくら出ていくのか。」
紙に書き出してみるだけでも、不安は少し整理されます。
まずは収入を書き出します。
・給与
・養育費
・児童手当
・児童扶養手当(収入によります)
「毎月いくら入るのか」が分かるだけでも安心できます。
私自身は、築年数を少し妥協して家賃を抑えました。
最初は「古いかな」と思いましたが、暮らし始めると意外と気になりませんでした。
あの時は、家賃を抑えたことで心にも余裕ができたと感じています。
完璧な家計を作る必要はありません。
「今の収入で暮らしていけそうか。」
それが見えるだけでも、不安は少し小さくなると思います。


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